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12月31日、
1年で最後の日の朝。
フェイトは久しぶりに自分のベッドで目を覚ました。
昨日の晩、1年の区切りをつけるためにしなくてはいけな事を終わらすために帰ってきたのだ。
どうして1日早くにしたかは、ただ単にフェイトがもう恒例となったなのはと年を越すというのを今年もしたかったためだ。
フェイトはまだボーッとしたまま、もう見慣れた天井を眺めた。
そして今年1年を振り替える。
去年は今までで想像できなかったほど楽しくて、嬉しくて、幸せだった。
「母さんと別れた時はもうおしまいだって思ってたのに」
フェイトはポツリと呟いた。
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