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そんな私を幸せにしてくれたなのはに‥‥‥‥今度は私がお返しするんだ。
フェイトはそこまで考えてから上半身を起こした。
ベッドから出てカーテンを開ける。
そこから入ってきた朝日にフェイトは目を細めた。
頭もほとんど覚醒したところで着替え始める。
リンディもクロノも昨日は帰ってこなかったので家は静かだ。
二人とも年末で大忙しだ。
日本の風習を気に入った二人は正月休みをとるためにその分を先に終わらせなくてはならなくなっている。
そうこうの内にフェイトは着替えをすませるとコートを羽織るとマフラーを手に家を出た。
暖房の利いた部屋からでてすぐ冬の冷たい風に吹かれてフェイトは身震いした。
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