悲しみの知らせ

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場所はかわって喫茶翠屋、そこではクリスマスイブのパーティーの準備を終え士郎、桃子、恭也、美由希、アリサ、すずか達はなのは達の帰りを待っていた。 そして、 「カランカラーン」 と音をたててドアが開いた。 しかしそこにいたのはスーツ姿の男である。 男は士郎と桃子の所まで歩み寄る。 そして、 「高町局員の親御さまですか?」 と口を開いた。 「はい、そうですが、なのはが何か?」 と士郎がこたえる。 桃子の顔にも不安の色がでる。 スーツ姿の男は確認をするとすぐに言葉を続けた。 「本日、先ほど、高町教導官が任務中に負傷したとわれわれ本局に連絡がありました」 「そんな」と桃子が口をおさえる。 士郎は 「で、ようだいは?」 と詳しい状況を聞く。
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