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「意識不明の重体、生命の危機とのことです」
それを聞いた桃子は
「そんな」
と呟き崩れ落ちる。
と、それを士郎が受けとめた。
その様子を見ていたアリサとすずかが訝しんで近づいてきた。
「士郎さん、何かあったんですか?」
アリサが少し不安そうにたずねる。
そんなアリサの問に、
「ん、いや‥」
と士郎が言葉を濁す。
だがその反応にアリサが何かに思いいたったように目を見開いた。
そして、
「な、なのはに何かあったんですか!?」
と士郎に質問をぶつけた。
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