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「林檎を剥く音」
「そう?」
「うん。フェイトちゃんが林檎を剥いてくれてる音だと思うと凄くホッとする」
「‥‥‥‥あ、ありがとう」
その言葉にフェイトは耳まで真っ赤にして林檎を剥く作業を続ける。
そして
「できたよ、なのは」
今度のは兎さんじゃなくノーマルな切り方だ。
前に兎さんだと食べてもらいずらかったので今日はノーマルにしたのだ。
しかしせっかくノーマルに切ったわけだが、
「ありがとう、フェイトちゃん。‥‥ぇと、あのね、フェイトちゃん。‥‥‥‥よければ食べさせてほしいな~、なんて」
と、なのははフェイトに甘える。
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