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そして顔をユーノの耳に近付けるとユーノにしか聞こえないように小さな声で、
「楽しそうだね、ユーノ。‥‥‥でも、なのはが今弱々しいからって手ぇ出したら、わかってるよね?」
そのフェイトの言葉にユーノはぎょっとしてフェイトの方へ顔を向けた。
そこにはフェイトの笑顔があった。
でも、目が全然笑ってない。
「ぅ、うん。わわ、わかってるよ」
ユーノはフェイトに引きつった笑顔でそう返した。
そしてちょうどその時、再び病室が開かれた。
「やっほ~、なのはちゃん、具合はどんなもんだい?」
「なのは、元気かい?」
「エイミーさん、アルフさん」
ちなみにアルフはフェイトがなのはに着いている間はエイミーと一緒にいて仕事をしていたのだ。
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