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なのはの家族でない自分は立ち合わない方がいいと思ったし、自分だけなのはといられたからこそ、どういったふうに居ればいいかわからなかったから。
そんなわけでフェイトはアリサの家に向かって歩いていた。
なのはと会えるのを楽しみに待つアリサとすずかのもとに。
しばらくたってフェイトはアリサの家の門の所までたどり着いた。
そこでふとフェイトはなのはがケガをして以来1人でアリサの家に来ることがよくあるなと考えた。
そう考えて、なのはといつも一緒に来ていたからなのはがケガをするまでは1人で来る機会がなかったんだと思い至った。
思い至って、フェイトはなんとも言えない気持ちになる。
その気持ちを頭をブンブンと振って払拭すると、思い出したようにインターホンを押した。
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