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「フェイトは行かなくてよかったの?」
部屋に静寂が戻るとすぐにアリサはそう口にした。
「うん。なんとなく、残りたい気分だったから」
とフェイトは答えた。
「なんとなく‥‥‥ねぇ」
アリサは感慨深気に反応した。
‥‥
‥‥‥‥
少しの沈黙の後、
「ありがとう」
とアリサは不意に口にした。
「アリサ?」
「私からも、ありがとう、フェイトちゃん」
「すずかまで」
フェイトは不信気にアリサとすずかを見た。
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