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2月のある日、フェイトはもはや日課となったなのはへの面会にやってきていた。
今日は久々の休暇なので、なのはと長い間話しができるとあってフェイトはいつもよりちょっぴり、いや、かなりホクホク顔だ。
時間は昼を少し回ったくらい。
フェイトはもはや通い慣れた病院のドアをくぐって、慣れた足取りでなのはの病室までやってきた。
ドアの前に立つとドアが自動で開いた。
容体が安定してからは集中治療室から普通の個室にうつされたのだ。
フェイトは意気揚々と病室にはいるが、
「ぁれ」
なのはの姿が見当たらない。
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