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その言葉はフェイトの中にあったわだかまりを、不安を和らげてくれた。
「ありがとう、‥‥ヴィータ。」
「別に礼何ていらねぇよ。なのはの為に言っただけだ」
ヴィータは少し顔を赤らめてそっぽを向いた。
「それでも、ありがとう。‥‥‥‥私、ヴィータに助けられてばかりだね。ヴィータだって今は辛いはずなのに」
「だから礼なんていらねぇよ!」
少し声を荒げるヴィータに
「うん、ありがとう」
とフェイトは笑顔を返した。
「て、てめえ、バカにしてんのか!?」
「そんなことないよ」
「だからその笑いをやめろっ!」
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