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「そ、そうか。でもあまり無理するなよ」
渋々クロノが納得する。
「うん、わかってるよ」
フェイトは弱々しく微笑むとどこともなしに歩きだした。
その行き先は自然となのはのいる集中治療室にむいていた。
いつの間にかフェイトの回りに人は居なくなっていた。
集中治療室での面会は禁止されているため集中治療室に行こうとする人がすくないためだ。
集中治療室の側までくるとフェイトの足がとまった。
フェイトの胸の中ではなのはの側に居てあげたい、居たいという気持ちと、あんな姿のなのはは見たくないという気持ちが渦巻いていた。
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