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それからしばらくしてフェイトはリンディに呼び出された。
「なに?母さん」
「なのはさんの容態がおちついたから今日の午後には1人部屋に移動されることになったの」
「ホント!?」
リンディの言葉にフェイトがやっとなんの含みもない笑みをうかべる。
が、リンディは言葉を続ける。
「フェイト、最後まで話しは聞いて。それで、これから話す前に確認をとっておくわね。」
フェイトが頷く。
「フェイト、これからはあなたがなのはさんを支えなくちゃいけなくなるわ。理由はご家族の方をここに連れてくるわけにはいかないから。だからなのはさんを本当の意味で支えてあげられるのは、フェイト、あなただけなの。‥‥できるわね?」
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