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「おい‥‥‥。おいっ!バカヤロー、しっかりしろよっ!」
そんななのはに目に涙をためたヴィータがなおも叫び続ける。
「から‥‥。だい‥じょうぶ‥‥から‥‥」
そう言ってなのはは開いていた目をとじた。そして腕が力がぬけ地面におちる。
ヴィータの瞳から遂に大粒の涙が伝い落ちる。
「医療班っ!なにやってんだよッ!早くしてくれよ。コイツ死んじまうよっ!」
そして雪の降り積もった焼け跡にヴィータの叫びがこだました。
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