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そして時計の短針が11を、長針が12をさす頃なのはのいる個室にはなのはとフェイトの2人だけになった。
「今日は目が覚めてすぐなのにあんなに大勢来てくれてたいへんだったね、なのは」
フェイトがなのはの体調を気遣う。
「うぅん、大丈夫だよ。‥‥‥‥‥‥‥でも、やっぱりこう実際お見舞いに来てくれる人達を見ると、‥‥ホントに、皆に悪いことしちゃったなぁって思うよ」
「なのは‥‥」
少しの沈黙の後、なのはが決心したような顔になり顔を上げてフェイトを見た。
そしていっぱくおいて口をひらいた。
「フェイトちゃん、」
「なに?なのは」
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