夜があけて

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なのはは真剣な面持ちで言葉を続ける。 「正直に答えてほしいんだけど‥‥‥‥フェイトちゃん、私の容体って‥‥どうなのかな?」 「‥‥‥なのは、っ」 フェイトはケガが軽いものだと答えようとしたがなのはの真剣な眼差しに一度口をつぐんだ。 そして顔をうつむけてから顔を上げて口を開いた。 「なのは‥‥それは、やっぱり私なんかが言うより担当医さんとかから聞いた方がいいと思う。‥‥‥ごめんね、なのは」 そんなフェイトの答えになのはは首を横に振ってから再び口を開いた。 「うぅん。違うよ、フェイトちゃん。私は‥‥フェイトちゃんから聞きたいの。‥‥‥‥と言うより、フェイトちゃんの言葉でないと信じれないような気がするの」 「なのは‥‥」
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