夜があけて

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そんなフェイトに 「ごめんね、フェイトちゃん。嫌な事言わせて」 となのはは本当にすまなさそうに謝る。 が、フェイトは涙を袖で拭ってから 「そ、んなことはいいよ。‥‥そんなことより、私はなのはが心配で、」 首を横に振ってそうかえしたが、なのははそんなフェイトの心配とは裏腹に、 「私は大丈夫」 とどこか落ち着いた雰囲気でフェイトに微笑みがちに言った。 しかしフェイトは安心した顔にはならずに伏せ目がちになる。 「‥‥んで?」 「フェイトちゃん?」
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