夜があけて

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フェイトがそう言いきった時目いっぱいだった涙がツーと頬を流れ落ちた。 しかしそのフェイトの言葉になのはは穏やかな顔で首を横に振る。 そして微笑んでいるようにすら見える表情になり口を開いた。 「それは違うよ、フェイトちゃん」 「ぇ?」 なのはが言葉を続ける。 「それは違うよ。フェイトちゃんは次は私が幸せになる番だっていったけど、そうじゃないの。私はずっとずっと、すごく幸せだったよ。それに今だって幸せだよ。だって、フェイトちゃんがいるんだから」
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