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しばらくそのままなのはを眺めていたフェイトの顔が自然となのはの顔に近づいていく。
そして、フェイトの顔となのはの顔が残り1センチというところまで近づいて‥‥
ピクッとなのはの瞼が動いた。
その瞬間フェイトは糸が切れたように目を見開いて驚きサッと顔を引いた。
なのはの瞼がゆっくりと開く。
しばらくなのはの視線は空中をさ迷った後フェイトが視線に入る。
そして数秒してなのはの目に意志が宿る。
ようやく目が覚めたようだ。
「ぉはよぅ‥‥‥フェイト‥ちゃん」
「おっ、おはよう、なのは」
まだ完全に目が覚きっていないなのはのゆっくりとした挨拶とは裏腹にフェイトはついさっきの事を引き摺ってか半分声を裏返しながら挨拶を返した。
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