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「私?‥う~ん、怪我してるのに体調がいいってのはおかしいけど‥‥うん、気分は悪くないよ」
「そ、そう。よ、よかった」
フェイトがなんとか話しを変えられてホッとする。
「そういえば」
と、なのはが思い出したように口を開いた。
「フェイトちゃん、今日ってフェイトちゃんの執務官試験の日じゃなかったっけ?」
「そういえば‥‥そうだね」
自分のことなのにすっかり忘れていたフェイトが他人事のように答えた。
「いやいやフェイトちゃん。そうだね、じゃなくてこんな所にいていいの?」
心配そうな顔でなのはがフェイトに問い掛ける。
それにフェイトは
「うん、なのはがこんな状況なのに執務官試験なんて行ってられないよ」
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