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「それならなのはは今辛くて、それに怖いはずじゃない!?なのにどうしていっしょにいてあげないの!?なんでそんなこともわからないのよ!」
「アリサちゃんっ!」
すずかがアリサを止めにかかる。
「そんな言い方はないよ」
しかしアリサはそんなすずかの言葉を跳ね返す。
「すずか、これは言わなきちゃいけないことよ!」
アリサは再びフェイトの方を向く。
ただアリサの表情だけはさっきとは一変していた。
目にいっぱいの涙をためていまにも崩れそうな顔。
「フェイト、なんでわかってあげられないの?わかってくれないの?フェイトは、フェイトだけはなのはの側にいられるのよ?‥‥私もできれば側にいてあげたい、側にいたい。すずかも多分、きっと同じ気持ちのはず。でも‥‥それはできないんだよ?」
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