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慌てふためくフェイトにリンディが落ち着いた、いや無理に落ち着こうとしている声で答える。
｢手術は一応成功したらしいわ｣
｢ょ、よかったぁ、｣
その答えにフェイトが胸を撫で下ろす。
｢フェイト、続きもあるから落ち着いて聞いてね｣
｢ぇ？｣
リンディの言葉はまだ続く。
｢たしかに手術は成功したわ。でも‥‥‥助かるかどうかは五分五分らしいの｣
｢五分五分、って。五分五分ってなに！？母さん、手術は成功したんじゃないの！？｣
フェイトが顔面蒼白になって叫ぶような形で質問をなげかける。
そんなフェイトにリンディは懸命に涙を堪えて答える。
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