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なのははそう言ってフェイトの服をギュッと握る。
そんな初めてみる縋りつくようでブルブルと細かく震えるなのはをフェイトは堪らず力一杯ギュッと抱き締めた。
「ありがとう、本当の気持ちを打ち明けてくれて。‥‥大丈夫、わたしはなのはの側にいるよ。いつも、いつでも、いつまでも」
フェイトはいつか、なのはに貰った言葉を今度は自分からなのはに伝えた。
‥‥いつも、いつでも、いつでも‥‥‥それは去年なのはに言われてからフェイトの大切な宝物であり大好きな言葉。
フェイトはそれを今度はなのはに返した。
それはフェイトの本当の意味でのなのはの騎士になるための決意の現れだった。
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