そしてフェイトは

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暫くしておちついたなのはは恥ずかしそうに目じりに溜まった涙をごしごしと拭った。 「にゃはは‥‥恥ずかしいとこ見せちゃったね」 なのはがほんのりと頬を染める。 「ぅうん」 フェイトは首を横に振る。 「そんな事ないよ、なのは。私はホントの気持ち聞けて嬉しかったし。‥‥‥それに可愛いなのはを見てますますなのはのこと好きになったよ」 「ふぇ‥」 フェイトの無自覚の爆弾発言になのはの顔がみるみる赤くなっていく。 それを見てフェイトは自分の言った言葉の意味に思い至りボッと音が鳴ったんじゃないかってくらい顔を真っ赤にした。 「ぁ、ぇと‥‥なのは、今のは‥‥その‥‥‥そんな意味じゃなくて‥‥‥‥いや、でも嫌いってわけじゃないよ!?なのはのことは大好きだし‥‥ずっといっしょにいたいし‥‥‥て、あれ?これじゃあまるでこ、告白みたい‥‥‥ぁぅ」 焦りに焦って舞い上がったフェイトは墓穴を掘りまくる。
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