そしてフェイトは

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暗い気持ちのままフェイトは顔を上げてロビーに行こうと横を見て 「っ!!!し、シグナム!?」 シグナムが病室のドアのそばの壁にもたれかかっていた。 「い、何時からいたんですか?シグナム」 「少々前からだな」 慌てるフェイトに対してシグナムは平然と答える。 「どのあたりから聞いてました?」 「そうだな、テスタロッサが「本当の気持ちを聞きたい」と言っていたあたりになるな」 「ほ、殆んど全部じゃないですか!」 しれっと答えるシグナムに顔を真っ赤にしたフェイトが声を荒げる。 「そう大声を出すな、なのはが起きてしまうぞ」
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