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病院の外に出るともう辺りは暗くなっていた。
病院のドアや窓からもれ出る光も少し歩くと遠くになり光といえば星光りと道沿いに並ぶ街灯の光ぐらいになる。
そんななかフェイトとシグナムは道のすぐ近くに設置されたベンチに腰を下ろした。
それから暫くの沈黙を破りシグナムが口を開いた。
「何をそんなに気落ちしているんだ?」
そんな直球過ぎるシグナムの言葉にフェイトはギクリとした。
なのはがケガをしたからとか、フェイトが落ち込んでいるのがそんな理由だけじゃないとシグナムが気付いているとわかってしまったから。
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