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なのはがベッドから身を乗り出す。
が、フェイトは手をかくして
「だ、大丈夫。なんでもないよ」
しかし指の隙間から血が流れた。
それをなのはが見逃すはずもなく、
「やっぱりフェイトちゃん指切ったんだね!?」
なのはがフェイトの隠していた方の手首を持って引き寄せる。
「だ、大丈夫。ホントにたいしたことないから」
フェイトはまだ抵抗を続ける。
なのははそんな抵抗を続けるフェイトの切ってしまった指を少し眺めて‥‥‥「パク」と口にくわえた。
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