悲しみの知らせ

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部屋の中央のベッドになのはが寝かされている。 だが口には生命維持装置がつけられ、体中からは管がのびている。 それを見たフェイトの目からは徐々に光が失われていく。 「‥‥そ、んな‥‥‥」 フェイトが一歩下がる。 「な‥のは、‥‥‥」 フェイトがもう一歩下がり頭を抱える。 「いや、」 頭を抱えながら首をいやいやをするように振る。 そして、 「イヤァアアアアァァアアアアアアアアア!!!」 フェイトの膝が叫ぶと同時に折れる。 だが間一髪で追い付いたクロノがフェイトを支えた。
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