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「嫌って言ってももう決まっちゃったんだよね?」
なのはは仕方がないというふうにため息をついた。
「でもどうして私なの?」
「自分の今までのしてきた事を考えればわかるだろう?それにそう悪い事ばかりじゃない。戦技教導隊隊長には1人執務官が着くことになっているんだが、それも満場一致でフェイトに決まったからな。2人が同じ職場になるのは六課以来だろう?」
「フェイトちゃんが!?」
なのはの顔から不満げな表情が一瞬でなくなる。
「戦技教導隊隊長着きの執務官は後に執務官長になるのが普通だからなぁ。その面でもフェイトは適性があったわけだ。まあ決まった1番の理由はなのはと最も相性がいいだろうってことだがな」
「そうっか」
なのはが嬉しそうに頷く。
「今回は六課の時のように局内には部屋が用意できないんだが今住んでる家に3人は狭いだろう?もう少し本局に近くて大きな家に引っ越せばいい。援助金は出るようになっているぞ」
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