アリサの記憶の宝物
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「この~!!!」 私は高町に掴み掛かった。 それに高町も掴み返してきた。 そしていつの間にか大喧嘩になってしまっていた。 もうこうなったら絶対、なにがなんでも退けない。 そう決心した時、 「やめて!!!」 という悲鳴にもにた叫び声の制止がかかった。 声の方を見る。多分高町も見ているはず。 するとその先には涙を瞳いっぱいにためた、でもしっかりとした意見をもった顔をした月村がいた。
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