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私は次の日はちゃんと学校に行った。
学校に着くと私は海斗君のクラスに行った。海斗君だ。いじめられてる。みんながひそひそと笑っている。
あれは、お母さんが言ってた笑う?
人が傷ついても笑うの?
違うでしょ?
お母さんはあんな人じゃない。ちゃんとした「笑う」を待っているんだ。ハッピーになった時の笑う、優しくされて笑う。そういうのを待っていたんだね。
私は海斗君がいじめられてるのも知りながらも見ていた。
海斗君みんなに囲まれて自分の存在を馬鹿にされている。
私は足ががくがくした。怖い。そしてある男の子が海斗君の顔を殴った。
私は止まった。
海斗君の笑顔をつぶした。
私は体が言う事を聞かず、海斗君の教室に入った・・・。
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