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題:『大切なもの』
ねぇ…
どうしてこの世に
タマがある人とない人がいるの?
ねぇ…
どうしてタマはぶつけると痛いの?
ぶつけた瞬間
僕は光を失った
目の前の世界が崩れ去って
もがき 苦しみ
駆け寄ってきた友の声さえ
遠のいてゆく
薄れゆく意識の中から
苦しみから時放たれた時
僕は気づいたんだ…
タマはぶつけてはいけないものなんだって
タマは握られてはならないものなんだって
タマは…優しくまもるもの
僕だいは今日も生きてゆく
普段何気なく過ごしている
かけがえのない
大事なタマを抱えて
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