対決

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「い、息してない…お、俺は、俺は…」 店長の体は激しく震えていた。心臓の鼓動は高まり、動悸も荒く、手のひらは汗が滲んでいる。 「殺してしまった…」 店長は後退りし女子高生のいる反対側の壁に背中があたると力が抜けたように腰を落とし絶望を絵に描いたような表情を浮かべながらうなだれてしまった。
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