対決

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「あれ、誰も居ないじゃないですか」 扉を開けた瞬間、目を閉じて人生の終焉を受け入れようとしていた店長は自分の目を疑った。 死んだと思われた女子高生がその場に居ないからである。あるのは机の上に彼女が万引き商品、そして、汚い字が書き綴られた紙。 なんだこれは、と店長が紙を手に取り読みにくい字を解読しながら内容を確認した。
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