記憶喪失

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――…… 数分後、多少のアドバイス等を受けてから フーと深呼吸して再び集中し、 「はっ!」 そして先程アマツキに見せてもらった火球をイメージしたが ボスッ という拍子抜けな音と煙しか出て来なかった 横目でやってみろと言った当事者を見てみると必死に笑いを堪えていた 「出ないぞ」 「まぁいきなり発動出来るかはその人次第だ」 と言ってまだ堪えている その様子をみてヴィオはムスッとしている がアマツキは笑いながらも考えてはいた ――発動までは行ったから魔力と想像力とかはあるっぽいな 「まぁ気にするな、後で術の本の貸してやるから頑張って見ろ 因みに収束・変換・放出・形成っていうのもあるからな さて次はちょっと身体検査をさせて貰うぞ」 そう言って近くにある部屋に入り、機械を操作し始める
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