永遠亭

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キッっと妖怪を睨みつける。 しかし、妖怪は涼しい顔のままだった。 「お前に何がわかるっ!」 「答えになっていないわ。難しい質問ではないと思ったけど?幾百、幾千もの夜に、結果がわかりきっている殺し合いを、何故貴女はしてきたの?」 「……」 「不死の貴女達が何度互いを殺しあった所で結果なんてわかりきっている。それでも尚飽きもせず非合理な闘いを続ける理由が私には到底理解できない」 「…っ、それは…」 目を合わせることができず、俯く。 一瞬、慧音のあの言葉がまた頭をよぎった。
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