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俺の目の前にいる男こそ、この基地の司令官 ――その姿から黒鷲と呼ばれる、遠野義信少将だ。 そして同時に俺、遠野義郎の父でもある。 一介の少尉が、わざわざ司令官に呼ばれたのには、そういうわけがあるのだ。
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