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玉子焼き=キス
(初の準利)
「アホ利央、卵」
「アホとか言わないでくださいよ準サン!てか卵焼き返して!」
穏やかな空の広がる昼休みの屋上。
入り口の裏のスペースにしゃがんでお昼を食べようとしたらすっと横から箸が伸びてきて卵焼きを奪われる。
「いただき」
「ちょっ!準サン!」
パクりと一口で玉子焼きを食べられてしまう。
むぅっと頬を膨らましてみるも、うちのエースにはそんなの通じるはずもなく…
「準さんのいぢわる…」
そう言いながらイチゴ・オレのストローに口をつける。
喉を通る甘く冷たいソレは少しつんとしていたことを忘れてくれた。
ふと空を見上げれば眩しく輝く太陽…
(すんごい野球日和だなー)
空を見上げていた視界にいきなり準さんが現れる。
「わっ!どうしたの準サン??」
驚きで声が裏返ってしまった。
「玉子焼き」
「へ?」
「だから、そんなに食いたかったのか!?」
「えっ!?いきなりなぁに!?」
びっくりしながら準さんを見れば片方の眉がよっていた。
がしがしと自分の頭をかき、困っている様な準さんに何故だかおもしろくなって笑みがこぼれた。
「何笑ってんだよ」
「だって準さん見てると面白いんだもん!」
クスクスと笑っているとさっきまで眉のよってた準さんの顔も優しく弛んで、何故だかほっとした。
「あ、でも玉子焼き食べたんだから俺にもなんかちょーだいよ!」
「はぁ?」
少々呆れ顔をしたが、すぐにニヤっと笑みを返してくれた。
こうゆう時の準さんは危ない気がしたが時すでに遅し、気がついた時には準さんの綺麗で整った顔が目の前にあって………
唇が重なった
驚きながら目を開けばニヤりと笑っているエースと目があった。
「玉子焼きのお返しな」
「っ!///準サンの…ばか」
玉子焼き=キス
†えんど†
初のおお振り⚾
そして準利ですよ(笑)
準さんのキャラがいまいちわからない🌀
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