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つけて行くとそこには三年生３人と、隣のクラスの[徹]がいた。剛を案内した奴も入れて５人。場所は校舎裏。
ちっ！
そういえば、この前の昼休み剛と徹が廊下で肩がぶつかっただのぶつかってねぇだのと騒いでたな…。とりあえず俺と伴は見つからないよう壁に貼り付いて耳を澄ました。
｢兄ちゃん！コイツムカつくんだよ！｣
徹が怒鳴る。
どうやら徹は兄貴達を使って剛をボコるつもりらしい…。徹の兄貴らしいやつが口を開いた。
｢てめぇ、これから半殺しにしてやるよ！｣
｢ヤバい！行くぞ！毒!!｣
伴が叫んだ！
剛のもとに走り出す二人!!
ゴッ！バキッ！
剛が殴られた！助太刀に入る二人。
｢お待たせ～｣
満面の笑みで俺と伴。
｢別に待ってねぇから｣
剛は半笑いだ。
｢とにかく早くブン殴れ！！｣
５対３はちょっと分が悪い。しかも、あっち四人三年だしな…。徹は剛に任せて、二人で四人の相手をすることになった。
非常にマズい状況だ。
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