登場人物【その他】

11/11
前へ
/73ページ
次へ
海慈 夜人  「復讐鬼事件」の影響で多数の探偵が探偵会から抜けた中、新しく入ってきた探偵。  パソコンを使ったインドアな推理を展開し、現代型安楽椅子探偵ともいえる存在である。  まだまだ探偵会の中では新人に当たるが、物怖じしない性格で赤城や真山も笑顔で皮肉る。  しかしその正体は何者かのスパイであり、探偵会に入り込んだのは「復讐鬼事件」のデータを盗むためであった。  真山が閲覧したデータを遡り、事件のファイルを手に入れるが、それは以前から海慈を疑っていた風雲寺の罠だった。  海慈の正体に気が付いた風雲寺は逃れることのできない証拠を掴み、海慈に詰め寄るが、海慈は奥歯に仕込んでいた毒薬を自ら飲み込み、意味深な言葉を残して自害した。
/73ページ

最初のコメントを投稿しよう!

31人が本棚に入れています
本棚に追加