眠れる姫

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おきさきさまがいなくなって寂しくなったおうさまは、 あたらしいおきさきさまをお城にむかえました。 ところが、このおきさきさまときたらごうよくで、 自分よりきれいなおひめさまがゆるせず、 おうさまのみていないところで、おひめさまをいじめるようになったのです。 そして、おうさまのまえでは、おひめさまが新しくやってきた私をのけものにする、いじわるをするのだとわめきたて、 ついには、おひめさまを国から追い出してほしいといいだしたのです。 おうさまはおきさきさまをしんじてしまい、おひめさまを遠くの森へとついほうしました。
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