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「やばいな‼このままやったら。何か俺にも剣か槍があれば・・・・そうや‼将太の剣を使ったら・・・・頼むぞ・・・・」
中村は将太の剣を取ったが、しかし、剣は中村の事を気に向かず鉛のように重くなったが、中村は必死に説得をする。
「頼む言う事聞いてくれ‼このままやったら俺も将太も地球上全員死んでまう・・・・嫌やろそんなの??だから少しだけ、少しだけで良いから俺に力を貸してくれ‼」
そう言ったその時、急に謎の声が聞こえる・・・・
『聞こえるか、中村 将太よ・・・・拙者は関羽 雲長・・・・
戦いの神の受け継がれし者よ!我からこの月刀をあげよう、青龍麟月刀・・・・拙者の二代目だ・・・・世界を頼むぞ・・・』
「関羽・・・・あの三国の中で猛将と鬼神とも呼ばれた人がこの俺を…」
中村はそぅ呟き、青龍麟月刀を見た。
「軽いな・・・・つか何か懐かし気がする・・・・
よし‼行くか‼」
中村は将太を少し離れた場所に置き、戦いに入った。残り10体程度・・・・中村は精神統一して、敵の動きを見る。
しかも中村は中国拳法の達人で此処、日本でもちょくちょく少林寺に行っていて、かなりの腕で槍、ナギハタ、剣などを使いこなす。
「セイ‼テイ‼」
《ビギーー‼‼ギギ・・・・》
「セイ‼ウン‼ムン‼ムン‼ハアァァ‼‼」
【ズシャーーン‼】
「さぁ‼次々とかかってこい‼つか新技や‼青龍の怒り‼」
中村は一気にモンスターを減らしていき、そして何と将太もいつの間にか戦場に立っていた。
「お、俺だってやれるもん‼」
「将ちゃん、無理するなよ?」
「うん❗任しといて‼
僕もぅ逃げないよ‼」
将太はそう言って中村もホッとした感じで、気持ちがいっぱいになった。
「俺は‼中村 将太‼死にたい奴だけかかってこい‼」
「俺は、鬼神 将太・・・・よろしく‼」
モンスター五体は一気に攻撃してきた。
そして・・・・
「吠えよ青龍‼」
「いっけーー‼鬼神剣‼」
【ズバーーーン‼‼】
モンスターを跡形も無く消え去った。
そして何とか勝った将太達は疲れて倒れる将太をおんぶして家まで帰る。
第一話覚醒の鬼達
完
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