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「祐一君、猫かいだしたの?それなら翼が詳しいよ。あの子、ペットショップに勤めてたから。」
「はぁ?!」
これには思わず眉間に皺を寄せて叫んでしまった。
「それ本当ですか!?」
「う、うん。今は辞めて違う事してるけど…。」
「辞めて当然ですよ!あんな奴!!」
「………あんな奴?」
しまった…
祐一は初めて見る彼女のムッとした表情に、背中が冷たいものを感じた。
「あ…いや、すみません。あまり動物好きそうに見えなかったから……つい。」
きまづい。
以前、美奈さんに注意されたばかりなのに、俺はなんてドジを踏んでしまったんだ…
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