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曇った鏡をじっと見る
そこには確かな自分がいる
そう思って
今までずっと立っていた
鏡の中でも笑ってますか
本当の自分が映ってますか
嘘偽りの無い
自分が立ってますか
いくら拭いても
曇ってゆくだけなんだ
なんでだろう
君は僕の鏡を
割ってしまったんだ
破片を拾い集めて
また作り直そうとする僕を
必死で止めた
君は必死で止めた
何か言いたそうな瞳で
僕を見つめているよ
鏡の中には自分はいない
少しの自分だけしか見れない
他人を見て
自分を見つめ直すこと
君は僕にそう教えてくれた
人の振り見て我が振り直せと
大事なモノがきっと
見えてくるからと
恐る恐る
他人をじっと見てると
分かってきたよ
君は僕の鏡を
割ってくれたんだね
１０センチの定規では
１００は測れないと
僕は振り向く決意を
全てを知る決意を
心に誓って
この晴れた世界を見るよ
僕には鏡なんて必要無い
今やっと本当の自分自身が
見えてきた
相手の顔を見ると
笑ってくれてました
これが
自分を見つける
大きな第一歩になるんだ
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