「太陽と月」

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朝目覚めると 君はいつもそこにいた 無邪気な顔で みんなを照らしていた そんな君をみているだけで 僕も頑張れる気がした 学校の帰り道友達と 沈んでく君を追いかけ どこまでも走った 君はどこか淋しげに 僕達に背を向けて 水平線の中へ消えた 「またね」って僕達は 手を振った 明日になれば 君にまた逢える 「おはよう」って言ってくれる 辺りも薄暗くなった 「こんばんは」って 顔を出すお月様 僕もそろそろ 家に帰る時間 「また後でね」と別れ告げる 部屋の窓から 君を眺めてた 君はほんのり明るい光で 優しく夜を包み込んでたね 太陽と月 微笑んでいる また今日も素晴らしい 一日になったね 変わりばんこで あいさつしてる 僕も一緒になって あいさつを交わす 朝昼晩も 春夏秋冬も 君達は休まず元気くれる また明日会おうねって バイバイと 君達に別れ告げる
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