「桜日和」二章

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剣心は薫の肩を抱き、耳元で甘く囁いた。 「薫殿の方が桜より美しいでござる」 「剣心・・・・・」 互いの心臓の鼓動がいつもより早いことに気がつく。 今一度その温かさを確かめるように二人は唇を重ね抱き合った。 この日、剣心と薫は満開の桜の花の下で永遠の愛を誓った。
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