馬鹿みたい

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「何でも言うって言ったよね?」 君には全部バレバレ 何でわかっちゃうんだろうね 私が本当に病んで泣いてたとき君は「お前は悪くない」って いつでも味方してくれた いつだって優しくしてくれた それなのに どうして「別れよう」なんて 言っちゃったんだろう… 自分が決めたことでしょ? 自分がまいた種でしょ? これでいいんだ… って思ってたのに 今すごい後悔してる 君と別れて 君の存在がどれだけ 大きかったか 君の存在がどれだけ 私の支えになったか 今更、気付いたって遅いのはわかってる もう元には戻れないのはわかってるよ…? 私が病んでるとき 一番最初に心配してくれたのは ほかの誰でもなく君で 私が泣いてるとき 私が病んでるとき 「大丈夫?」って言ってほしい 「何かあったら聞くからね」 って言ってほしいんだよ… 君が一番の相談相手だったんだよ…? 本当に好きなのかな?って 思って君に聞いたよね そしたら君 「嫌いにならないって約束したじゃん!」 って言ってくれた その一言で涙 出ちゃったんだから… 私を励ますために 「お前は馬鹿じゃなくて あほだろ?」 ってからかったね 「あほじゃないし!」 そんな言い合い すごく幸せだった気がする 別れて結構経つけどさ… 君のこと忘れようとしたけどさ… 駄目だった… やっぱり忘れらんないよ… 君の姿見ると不意に ドキッてしちゃうし、 気がつくと君の姿探してる もう心配してくれないの…? 励ましてくれないの…? もう嫌いになっちゃった…? 今でも君の優しさに 甘えたいときがある 君なら話聞いてくれるから 励ましてくれるから 自分勝手なのはわかってる でも君がまだ好きなんです だからせめて君に好きな人が できるまで… 君を好きなままでいいですか…?
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