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授業が終わりに近づいた頃
廊下を走る音が聞こえ
だんだんとここ2-2に近ずいてきた。
ガラガラ¨バン!
「っはぁはぁ…」
「うお!?巻島お前今までどこいってたんだぁ?」先生が勢いよく開かれたドアをみて言った
「ちぃ俺としたことが気を失っちまったぜ!」
隼人だった
そういえば 昼休みベランダの外に消えてから見てなかった
「オイ恭介!!」
あからさまに怒った態度で放たれた
「なんだ生きてたか」
「全然羽ばたけなかっじゃねぇか!」
「人間が羽ばたいて空を飛べるとしたらそれは死ねばできると思うぜ?」適当に言ってみた
「じゃあ無理じゃねえか…」
「ああ、だからあきらめろ」
「くそー!なんだか負けた気がするぜ!」
「どうでもいいが今は授業中だ」
「俺が空を飛べないのと授業どっちが大切なんだ!!」
「授業」
即答
「おいお前らいいかげんにしてくれぇ」先生が呆れた顔で
それを合図のようにチャイムがなった
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