バリクパパン沖海戦

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だが、連合軍側でも既に日本軍の動きを察知し、これを阻止するべくアメリカ海軍は『ボイス』『マーブルヘッド』を主力に駆逐艦4隻からなる第59駆逐隊で編成された艦隊をバリクパパンに急行させた。 しかし、2隻の軽巡洋艦は機関故障と座礁事故により相次いで脱落してしまった。 駆逐隊を指揮するポールHタルボット中佐は、残された4隻の駆逐艦での泊地攻撃を決断した。 翌二十三日未明、上陸作戦は順調に進展し、揚陸を終えた輸送船団はバリクパパン湾内に停泊していた。 そこにオランダ軍爆撃機マーチンBー10と潜水艦『Kー18』が来襲、商船1隻が炎上して放棄されたものの、脆弱な戦力は日本側の作戦を頓挫させる事はなかった。 画像は、Bー10爆撃機image=313343289.jpg
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