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これが弾薬満載の輸送船に命中して大爆発し、さらにタルボット艦隊は主砲や機関砲を乱射して湾内で大暴れし、合計5隻の輸送船を沈め2隻を損傷させる戦果をあげる。
また、湾内から撤退する際には遭遇した哨戒艇37号(元駆逐艦菱)も雷撃により血祭りにあげた。
暴風のように暴れたタルボット艦隊により、日本軍は大量の戦略物資や貴重な輸送船を喪失したものの、上陸作戦は予定通り遂行されて、一月二十五日にはバリクパパンを占領した。
この時沈没した輸送船の1隻には、海軍主計中尉で後の総理大臣である『中曽根康弘』も乗船しており、バリクパパンの海で泳いでいた。
画像は、哨戒艇35号沈没した、哨戒艇37号の同型艦
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