END GAME part Ⅰ

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そして瞳孔が開き、脳を通じて新たな身体能力の覚醒が知らされたレオンは、首筋に射した注射器の針を抜き、注射器を投げ捨てた。 「決着をつけるぞ、ジャド!!」 「フン、良いだろう!!」 ジャドは素早くガスマスクを顔に装着すると、左右のレッグホルスターから2挺のマイクロUZIを引き抜いた。 「来い、レオン!!お前がプロジェクト・ラプターズを使いこなすに相応しい兵士か、俺を越えるに値する戦士か、それを見定めてやろう!!」 「行くぞ、ジャド!!」 レオンはイングラムM10、ジャドは2挺のマイクロUZIを構えながら、それぞれ反時計回りに走り出した。 そして、互いに銃を向け合って引き金を引くと、イングラムM10と2挺のマイクロUZIの銃口は火を噴き、無数の弾丸を発射した。
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